駒ケ嶺小学校5年生が町内企業(株式会社リード)を見学しました
見て、学んで、感じた"ものづくり"の力
10月15日に駒ケ嶺小学校の5年生20名が、授業の一環で「わたしたちの生活と工業生産」というテーマで、自分たちの生活に工業がどのように関わっているのか、働く人の思いや工業の課題に気づくことを目的に新地南工業団地内にある株式会社リードを訪れ、工場見学を行いました。
はじめに、会社の概要や製造しているダイヤモンドワイヤー・ダイヤモンドブレード、さらに会社の福利厚生や社訓(経営理念)などについて説明を受けました。
その後、児童たちは実際の製造現場を見学し、機械が動く様子や製造・検品作業の流れを興味深そうに見つめていました。
見学の後は、ダイヤモンドブレードの厚みを測定する品質検査の体験に挑戦。児童たちは真剣な表情で作業に取り組み、紙の半分ほどの厚さしかないブレードの精密さに驚いていました。また、ダイヤモンドワイヤーに塗布されている黒い人工ダイヤモンドにも強い関心を寄せていました。
ものづくりの現場で使われている高度な技術や工夫が、スマートフォンやタブレットなど、私たちの身近な製品の精密部品づくりにどのように活かされているのかを、実際に見て学ぶ貴重な機会となりました。
さらに、児童たちは10月27日に再び株式会社リードを訪問し、前回の工場見学を踏まえ社員の方々への質問会を行いました。
「社名『リード』に込められた思い」や「一番大変な作業」、「会社で使っている機械の価格」など、児童からの質問に対し、社員の皆さんが一つひとつ丁寧に答えてくださいました。

