令和7年度町立小·中学校「探究活動発表会(新地町ジュニア議会)」を開催しました
次代を担う子どもたちが「新地町の未来」を提言
2月26日に、役場議場で令和7年度町立小·中学校「探究活動発表会(新地町ジュニア議会)」が開催されました。
この取り組みは、行政·議会の仕組みを学びつつ、次代を担う子どもたちに町への関心を高めてもらおうと行われたものです。議長は目黒 慧さん(尚英中学校1年生)、副議長は高橋 維咲さん(駒ケ嶺小学校6年生)が務めました。

当日は、町内の各小学校5·6年生と尚英中学校1年生の代表児童·生徒が登壇し、日頃の探究学習の成果について大堀町長をはじめ各課長、町議会議員を前に発表しました。
子どもたちは、町の魅力や課題を独自に調査し、町の魅力発信、ICTの活用、町おこし·活性化など具体的な施策などについて提言しました。
自分たちが住む新地町を「もっと良い町にしたい」という思いのこもった建設的な意見や、柔軟な発想による意見を堂々と述べて、会場は本番の議会さながらの緊張感と活気に包まれました。発表の様子は各校へライブ配信され、教室の児童生徒も見守りました。
子どもたちの提言に対して、町当局から前向きな答弁があり、最後に大堀町長からは「皆さんの率直で素晴らしい意見を受け止め、町づくりに活かしたい。新地町に誇りを持ち、広い世界で学び、将来はふるさとに戻って活躍してほしい」と講評し、未来の町を担う子どもたちへエールを送りました。
以下、各小中学校の提言になります。
新地町立福田小学校
「新地町の今の魅力と課題、そして未来へのアイデア」、「データを踏まえた、より具体的な解決策やアクション」について
福田小学校では、新地町の豊かな自然や伝統文化、特産品などの魅力を活かしながら、人口減少や少子高齢化、ごみ問題などの課題解決に向けた提言がありました。具体的には、子どもから高齢者までが交流し学べる拠点づくりや、福祉、動物保護の充実、町の魅力を発信するPR強化などが提案されました。
また、清掃活動やボランティア活動、チラシ作成など、自分たちにできることにも主体的に取り組みたいとの発表があり、町には施設整備や専門的な支援などの後押しを求めました。
新地町立新地小学校
「ICTを専門とする高等学校以上の学校の創立」、「ICTに関する会社の誘致」
新地小学校からは、ICTを専門とする高等学校以上の学校の創設と、ICT関連企業の誘致について意見発表がありました。新地町はICTを活用した教育が進んでいる一方で、町内には専門的に学び続けられる環境や、身につけた技術を生かせる職場が少ないという課題が示されました。
そのため、「町内にICTを専門的に学べる学校や企業を誘致することで、地元で学び、働き続けられる環境を整え、人口減少の抑制や町の活性化につなげてみては?」との提言がありました。
新地町立駒ケ嶺小学校
「町おこしプロジェクト~食を通して~」
駒ケ嶺小学校からは、「食を通して町を元気にする」をテーマに、いちじく·トマト·ニラの3つの特産品を活用した町おこしの提言がありました。大学や地元事業者と連携し、商品開発やポスター·動画制作などに取り組み、実際に販売につながった実例も発表されました。
また、特産品の魅力を発信するCM動画の制作を通して、新地町の魅力や「新地プライド」を実感したことが述べられ、今後も特産品PRや発展につなげていきたいとの意見発表でした。
新地町立尚英中学校
「中学生から見た新地町の魅力と課題」について
尚英中学校からは、中学生の視点から見た新地町の魅力や課題について提言がありました。鹿狼山や温泉、宿泊施設などを連携させたサービスの充実や、観光と宿泊を組み合わせた取り組みにより、町の活性化を図るアイデアが示されました。
また、商店街の整備によるにぎわいの創出や、子育て世帯·高齢者への支援の充実など、移住促進や将来を見据えたまちづくりの方向性について質問や提案がありました。
