福田小の児童が町内企業を見学
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年11月21日更新
ものづくりの現場を体験
11月13日に福田小学校の5年生13名が、社会科および総合的な学習の一環として、新地南工業団地にある株式会社ソーカを訪問しました。児童たちは、工業生産の学習と町の産業について理解を深めることを目的に、実際の鋳物製造の現場を見学しました。
会社の概要と鋳物づくりを学ぶ
はじめに、会社概要や製造している部品の用途(フォークリフトの部品など)について説明を受け、鋳物の作り方を紹介する動画を視聴しました。その後、工場内の見学へ向かいました。
迫力の熔解工程とキーホルダーづくり体験
約1,400℃に溶かした鉄を型に流し込む熔解工程を目の当たりにし、迫力ある作業に児童たちは目を輝かせていました。
続いて、鋳造技術を応用したキーホルダーづくりにも挑戦しました。工場長の説明を受けながら、好きなキャラクターの型を選び、溶かした錫(すず)を流し込む体験を行いました。錫が鍋の中で溶け、型で固まって取り出される様子に「すごい!」と驚きの声が上がりました。
児童の感想と学びの成果
児童からは「鋳物はチョコレートの作り方に似ていて驚いた」「部品の作り方を知ることができてよかった」などの感想が寄せられました。社員の方々も、児童からの質問に丁寧に答えてくださいました。
今回の見学を通して、児童たちは町の産業やものづくりの魅力を身近に感じることが出来たようです。
