町招待企画「おおいたっ子ふくしま訪問ツアー」を実施しました!!

8月1日から8月3日までの三日間、大分の小学5·6年生の児童17名を新地町に招待しました。震災後、平成25年度から7年間、コープ大分の方々を中心に「ふくしまっ子応援プロジェクト大分体験活動」事業が実施され、毎年、新地町の児童が大分に招待されてきました。その7年間の感謝の気持ちを込めて、大分の子どもたちを新地町へ招待し、アウトドア体験などを満喫してもらうとともに、新地町と大分県の交流を推進することを目的として実施しました。
1日目は役場において歓迎レセプションを行った後、釣師防災緑地公園を訪れ「震災語りびと 川上照美さん」のお話を聞きました。川上さんは14年前、東日本大震災を経験し、ご自身の体験を多くの人に語り伝える活動をされています。



2日目は朝に町内の小学生8名が合流し、対面式が行われました。その後、児童たちは石油資源開発株式会社(JAPEX)を訪れ、液体窒素を使った化学実験を行いました。


次に、新地駅前フットサル場スマイルドームに移動し、最近注目されているニュースポーツ「モルック」を体験しました。モルックでお腹を空かせたら、釣師防災緑地公園でお待ちかねのバーベキュータイムです。朝早くからバーベキューの準備をしてくれた明治大学のボランティアサークル「しんちーむ」の大学生も加わり、スイカ割りゲームで盛り上がりました。



夜は「遊海しんち2025」で夜空に打ち上がった4,000発以上の花火を楽しみました。

最終日の3日目は、海釣り公園で釣りに挑戦しました。
クサフグやボラの釣果があり、釣れなかった子どもたちも「釣れなかったけど、釣りを体験できたことが楽しかった」と感想を話していました。


最後に山元町にある震災遺構中浜小学校を訪れました。震災当時の校長先生、井上剛さんと岩佐孝子さんの話を聴きながら津波が押し寄せた形跡や折れ曲がった鉄骨などを見学し、津波の威力を感じていました。


見学終了後、代表児童より町教育委員会へお礼のあいさつがあり、子どもたちからは「まだ、ふくしまにいたい」といった声もあり、3日間充実した日を過ごせていたようでした。